緑の中で本を読む

こんにちは.

今日は午前中から出かけて、外で本を読みました。

とても気持ちが良かったです。

まさに風薫る5月という感じでした。
そして緑に囲まれて本を読んでいると、目が休まります。(紫外線対策にサングラスはかけています)

それは時々目をあげて遠くの緑を見られるから。


近くをずっと眺めていると、目が疲れてしまいます。

先日やった針仕事でそのことを痛感しました。


これは知人からいただいた古い帯で、銀糸の刺繍がところどころ解けてしまっていたので、それを直しました。1時間くらいかな、細かい作業に集中していました。

糸が新しくて真っ白なところが直した部分です。よくわかります。(ちょっとガクガクです🙄)

そしたら終わった後はものすごい疲れ目に。
焦点がしばらくは合いませんでした。
作業に集中するあまりコレを忘れていたからです。

近くをしばらく見たら、時々遠くに視線を移してみる。

そんな簡単なことで、疲れ目を防ぐことができます。

針仕事などの細かい作業は、テレビなどを時々見ながらするとイイのですが、この時は忘れて一心不乱に帯に向かっていました。


近くを見る時は目の中の水晶体は厚くなり、遠くを見る時は薄くなり、と筋肉で調節しています。
その筋肉を頻繁に動かすことで、筋肉を柔軟にしておけば、水晶体の調節もしやすくなり、疲れ目の予防につながります。

ということで、今日読んだ本は、アーヴィングの「サイダーハウスルール」

この本がとても好きです。

30年ほど前から、もう何度も読み返しています。
エンジェルという男の子が、本当に魅力的に描かれていて私のお気に入りです。

文庫本で字も小さめですが、緑のおかげで目も疲れずに読むことができましたよ。
これからはイイ時期ですので、そんな外での読書を、時々楽しんでみようかと思います。

そんな外での読書の前に、今日は朝早くから近所の植物園のバラフェスに行っていました。

ちょうど満開で見頃のバラたち。

朝のうちは、香りが強く感じられます。
気温が高くなる前に、風で香りが吹き飛ばされないうちにと、8時の開園と同時に入ります。

バラフェスに出かけるのは、実は嗅覚の訓練のためだったりもします。

バラの香りには色々な種類があり、品種によって香りの強いものとそうでもないものがあります。
一緒に行った友人と、片っ端から花に鼻を突っ込んで香りを嗅ぎまくります。

香りによって強く感じるもの、全く感じないものと色々あります。
嗅覚復活のためには、とにかく刺激を与え続けることが大事なので、天然の様々な香りが楽しめるバラフェスは嗅覚訓練にもってこいなのです。

数年前までは全く香りが感じられなかったのが、お陰様で今ではだいぶ復活してきています。

そんな風に花に鼻を突っ込んでいる人はあまり見かけませんでしたが、また格別なバラの楽しみ方だったりしますよ。

お気に入りの香りのバラはコレ。まさしくバラ‼️、というあの香りです。

でもそんな香りのバラが少なくて悲しい。

子供の頃は、バラといえばあの香り、でしたのに、いまではダマスクローズの香りが優勢を占めています。

よかったらシェアしてください
目次