堀文子展に触発される

こんにちは。

昨日は静岡にある佐野美術館に行ってきました。
そちらでは、堀文子さんの展覧会が開催されています。

7年前、図書館で借りた本で堀文子さんと言う画家を知ってから、ずっと見たいと思っていたのです。

絵というのは実物に触れるとやはり違います。
描き手のエネルギーがビシビシ伝わってきます。

だからわざわざ足を運んで見に行くのです。

堀さんは80歳をすぎてからヒマラヤに登ったりと、年齢を理由にしなかったその姿勢が素晴らしくて、そんな思いが絵から伝わってきます。

花の画家として知られる堀さんですが、今回見た中では虫の絵がとても気に入りました。

それもキレイな玉虫とかではなくて、蟻や蜘蛛が描かれた絵です。

堀さんの目を通して、生命の神秘が、優しくそして厳かに描かれています。

そんな堀さんの言葉です。

人間が地球上で一番優秀で、
何でも思い通りにできると思うなら、
蚊の一匹でもつくってごらんなさい

そして2018年に100歳で亡くなるまで仕事をし続けた、その姿勢に感銘を受けると同時に、そんな風に人生に本気で向き合いたい、と思ってしまいました。

還暦の私なんてまだまだヒヨッコです。100歳まで生きるとしたらまだ40年もあります。

40年も有ったらいろんなことができるじゃない‼️って。
堀さんに「もうちょっと本気出しなさい」とお尻を叩かれた気分になりました。

思い起って行ってよかったです。できたらもう一回行きたいくらい。。

美術館の近くにはキレイな水で有名な柿田川が。
久しぶりに寄ってみました。

そんな水にも癒されてステキなドライブになりました。

そして
最後にもう一言、このブログを堀さんの言葉で締めくくります。

これでいいと思ったら、
そこでおしまいです。

引用元いずれも「ひとり生きる 人生は幕引き直前まで面白い」

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展覧会の会期は6月9日まで。機会がありましたらぜひ足を運んでみてください。

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