イヤイヤ期にもこの人の音楽は効く

こんにちは。

今週末は関西でした。少し時間がありましたので、孫を一人暮らしの義理の母のところへ。

車で1時間くらいなのですが、普段車に乗り慣れない孫は、チャイルドシートに座らされた途端、「コワイ〜」「ダッコぉ」をくりかえします。2歳ともなると好き嫌いがよりはっきりしてきます。

いわゆるイヤイヤ期ですね。

そんな時でも、チャイルドシートから下ろして抱っこしません。
一度やると子供は覚えてしまって、次からも同じ要求をするからです。

できないことは、こういう理由があってできない、そう丁寧に伝えるのが大人の役目です。
子供が何かを要求した時に、大人の対応が一貫していないと子供は混乱してしまいます。
だから、そこは矛盾のないように。

「そのベルトをしていないと、前に頭をぶつけてあぶないし、大人も同じようにシートベルトをしているよ。頭ゴチンしたら痛いでしょう❓」って。

と運転しながら、後部座席に向かって身振りを交えて話しかけます。

そしたら一発で理解したらしく、「コワい」「ダッコぉ」は止まりました。

でもまだ嫌そう。そう、嫌だという自分の感情に気づいてしまったから。
ぐずぐず言っています。

そんな時には気を逸らすために音楽の出番です。
私のスマホに入っている推しの方のアルバムです。推しとはギタリストのROLLYさん。

実は孫、もっと赤ん坊の頃からこの方の音楽を聴きながら、眠っていました。

ちょっとぐずぐず言っていても、ギターの音色をきくと、目を開けらていられなくなり、やがて寝落ち。

どんなにギャン泣きしていても、です。

なので、今回も彼に頼ってみます。
実は娘から、事前にイヤイヤ期で大変だと聞いていたので、そのためのセットリストを作ってありました。

そしたらなんと、音楽が流れた瞬間あっさり黙りました。ギターの音にジィッと聴き入っています。

美しいものは赤ん坊にも美しい。この人の繰り出す音は普遍的な美しさなんだなぁって。
娘もその効果にちょっとびっくり。

ドラムの音が、お腹の中で聞いた母親の鼓動の音に似てるのかなぁ。でも他の音楽ではぐずってました。洋楽でも。

なんでかなぁ。。すごいなあ。。って私も改めて彼の凄さに感動しました。

そして帰り道。

お昼ご飯を山ほど食べて散々遊んだので、かなりお疲れのご様子。車に乗ると、今度は「おりる」を繰り返します。

でもそんな時もまずはご説明です。

「コレからパパのところに帰るのに、降りたらパパのところに行かれないよ〜」って。

やっぱり一発で理解。「おとーさんにいく」って納得して「おりる」は言わなくなりました。

賢い子だなあって感心します。


でもやっぱり眠くてグズグズして「おっぱいおっぱい」が始まります。

「車停めて飲ます?」って娘に聞くと、「いや一回やると次もやらなくちゃいけないから。できない時もあるからそれは困る」って。。さすがは私の娘です。

そこでまたまた頼りにするのはROLLYさん。

彼女に聞かせたのは、お気に入りの「恋のマジックポーション」

すると、聞いた瞬間黙っていたかと思うと、数分のうちに寝落ち。あまりに簡単で娘と笑いました。

その後は音を流したままで帰ってきました。

なかなか起きないので遠回りしてゆっくり眠っていただきました。起きた時はスッキリ笑顔です。

大人の都合で連れ回すのですから、赤ん坊は大変です。

でも、社会性は小さい頃から育てた方が本人にとっては楽だと思っています。ある程度大きくなって、その子なりのいろんな概念が出来上がってしまってからでは、修正にも手間がかかります。

最初から矛盾がないように心を配りながら、一貫して大人のルールを教える。

私が娘たちを育てる時もそうしてきて、あまり困ったことがないのです。

娘が生まれてすぐ思ったのが、真っ白なキャンバスの状態の娘に私が絵を描くんだ‼️ってこと。

ちょっと空恐ろしくなりました。汚い絵を描いてしまう可能性だってあるからです。
そこにどんな絵を描くのか、それは大人の責任です。

とても地道な作業ですが、手を抜かず丁寧にコツコツやるだけです。
時々音楽のチカラを借りながら❣️ですね。

さて89歳の義母ですが、やや認知症が始まっています。
でもまだ一人暮らしができていますので、とにかく行って刺激を与えねば‼️と、機会があれば娘と孫を連れて行きます。

電話で事前に知らせておきましたが、忘れてしまっているかも。。

でも着くと、ちゃんと家にいてお昼の支度もしてくれてました。

孫の顔を見た途端、にっこりして表情が一気に和んでいました。
「ああ連れてきてよかった」と思える瞬間です。

コレからもチョイチョイ刺激しようと思います。

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