やっと涼しくなってきました。一番いい時期ですね。
でも、予報によると残念なことに秋が短いのだそうです。これからもしばらく暑さが続いたあとは急に寒くなって冬がやってくると、朝のラジオで言っていました。
せめて秋の紅葉は綺麗だといいな。。でも暑い夏の年はあまり綺麗じゃなかったりするのかな。
さて、この本を読んで実践していることがあります。
それは
「ふと」を大切にしてみる
普段の私たちは「ふと」気になったことでも、時間がなかったりするとそのまま忘れてしまうことも多いのではないでしょうか。
本を読んでから、「ふと」を意識するようにしています。
「ふと」気になった店に入ってみる
「ふと」ネットで見つけたところに行ってみる
すると何だかハズレがないのです。
買ったパンがめちゃくちゃ美味しかったり、土砂降りに降られなかったり、とか些細なことなのですが、何だか快適なのです。
そして先日、「ふと」で超ステキな場所を見つけてしまいました。
それは、とある教会です。
旅先で時間があったので、何をしようかなと考えていた時に、「ふと」ステンドグラスが見たい、と思ったんです。
それで調べてみると、車で2時間くらいのところにステキなステンドグラスの教会がある。
迷わずそこへ行ってみることに。
そしたら思っていた以上にステキな場所でした。
入り口には「どなたでもお入りください」と書かれていて、履き物が二つ並んでます。
静々と中に入ってゆくと、オルガン奏者と信者の方がいらっしゃいました。
オルガンの練習をなさっていらしたようで、5分もするとお二人とも帰られて、私だけの空間に。
初めての場所なのに、とても懐かしい感じがして、言葉にはできない安堵感です。
まるで母親の胎内にいるような、そんな安堵感でした。
ステンドグラス越しの光の加減も本当にステキで、15年ほど前に行ったパリのノートルダムの空気感が蘇ります。
中にいたのは、時間にしてわずか10分くらいでしたが、ココロが洗われる思いでした。
今でもその時に感じた安堵感は、いつでも甦ってきます。
それで思い出しました。中学生の時に聖書を買ったことを。革の表紙で結構高かったと思います。なぜそれを買ったのか全く覚えていないのですが、でも時々読み返したりして、いつでも手元にはおいていました。本の感触が好きだったんです。
そしていまは、、マリア様のメダイを四六時中つけています。これは2019年にパリで買ってきて以来ずっと肌身離さずつけているものです。
今回訪れた教会にもマリア様がいました。
私にキリスト教の信仰はありませんが、いつでも何となく気にはなっていたのです。
そして今日、この本を読み進めていたら、、
家事をすることは修道女的な暮らしをすること
とあって更にびっくり。まさかそんな話が出てくるとは思ってもみなくて。
そうえいば私、ずいぶん前に修道院に入りたいって思っていたことを、思い出しました。
そのシンプルな暮らしに憧れていたのです。
「ふと」を大切にしてみたら、なんだか色々なものがつながって、ちょっとびっくりしています。
この一連のキリスト教絡みが、これから先どこに繋がるのかしら。
一体私はどこに向かっているの?
ちょっと楽しみで、より一層「ふと」を大切にしてみようと思っています。