暑さもやっと落ち着きましたので、お花を生けてみました。
今月のお花もなかなかキレイです。八重の百合は珍しいのですが、香りもよく今では全部の花が開花しましたよ。
そのお花屋さんの花選びはさすがです。お花って生けてからの手入れというよりはむしろ、花材の良し悪しなんです。お水なんて替えなくて足しているだけです。それでも全然傷まないものなのです。
さてタイトルの「ゆきひかり」とはお米の銘柄です。
先日お客様から届けていただいたものです。

私がお米が食べられない、というのでアレルギーの出にくいお米をくださったのです。
食べてみてびっくりしました。
全くアレルギー症状が出ないだけでなく、むくみも出ない。
普段からほとんどお米は口にせず、時折口にするのはササニシキなんです。
ササニシキは餅米との交配が行われていない品種なので、比較的アレルギーが出にくいとされています。
それでも続けて食べると、くしゃみから始まって、鼻血は出るし、身体は浮腫んで体重があっという間に増えてしまいます。
ですが、このゆきひかりは全く出ないんです。
くしゃみが出ないなあって思っていたら、鼻血も出なかった。
そして体重増も全くなし。何より消化が早いのです。食べてもすぐにお腹が空きます。
つまり身体への負担が少ないお米だといえます。
タイ米などの長粒米も消化がとても早いです。
ですがタイ米と全く違うのは、ゆきひかりではおにぎりが握れるんです。
ちゃんとした日本のお米です。
そのお客様もお嬢さんのアレルギーがひどくて、このお米に辿り着いたそうです。
それまで顔に出ていたアレルギー症状が一気にキレイになったとのこと。
お米って毎日食べるものなので、身体への影響は侮れません。
お米のアレルギー、意外と多いのではないかしら。
小麦よりも身体にいいと思われていますが、今の日本のお米ってもちもちした食感を持たせるために、ほとんどの品種において餅米と交配が行われています。
お餅ってハレの食事であって、毎日食べるものではありません。
お餅って胃もたれもしますよね。
つまり消化がしにくくて身体への負担が大きいのです。
そんな餅米の成分を含むお米って毎日食べてもいいものなのか、よくわかりません。
少なくとも私は食べられない。
お米アレルギーだとは全く気付かずにいた頃は、毎日食べていました。
身体がむくんで粘膜が弱って、出血しやすくて、年がら年中貧血でした。
それがお米をやめたらピタッと止んだのです。
粘膜が弱いというのは身体の中でもです。ですからいろんなできものができやすかったのです。それもお米をやめたことでスッキリなくなりました。
手術も検討していたのですが、できものが自然に消失したので必要なくなりました。
お米アレルギーって珍しいってよく言われますが、ただ気が付いていないだけかもしれません。
実際に私は血液検査をしても、お米アレルギーとは診断されません。パッチテストなどだと分かるのかもしれませんが、普通のクリニックなどではあまりやっていないようです。
体調がすぐれない、原因がよくわからないアレルギーがある、そんな時は主食を変えてみるのがおすすめです。
もしかしたら、ゆきひかりがお役に立つかもしれません。そう思って書いてみました。

