急に寒くなっていよいよ冬の到来です。
画像は先日お花屋さんの講座で作ったスワッグです。
スワッグとはリースのようなモノ。
ヨーロッパでは古くから幸運を呼ぶものとして玄関などに飾られていました。
スワッグを作ったのは初めてです。なかなか上手に出来上がったので、いまは玄関先に飾ってあります。だんだん枯れて色が変わっていくのも楽しみです。
さてスワッグも初めて作ったのですが、実はもうちょっと大変な初挑戦が待ち受けています。
それは「鯉こく」づくり‼️
母が生前よく作っていたのですが、それをまた食べたいとお世話になった方からずっと言われていました。
私は作ったことがないですし、作り方も教わったことがないので無理です、とお断りしていたのですが、どうしても、と相手も譲りません。
いよいよ観念して作ることになりました。
まずは材料の鯉の調達から。
父が生きていた頃は、長野県の佐久までわざわざ行って買っていました。
今はネット通販という便利なものがあるので、評価の高いお店で購入‼️
それが明日届きます。鯉一匹丸ごとを、輪切りにしてもらったものなので、かなりグロテスクです。頭も入っています。
作り方をネットで調べてもイイのですが、失敗するわけにもいかないので、毎年お世話になっている長野の温泉宿の女将さんに電話して伺いました。
その宿では必ず鯉こくが夕食に出されるのです。
調理される鯉は宿の生け簀で飼っているものだと聞いていたので、鯉の輪切りを送ってもらえないかと最初頼んでみたのですが、笑われちゃいました。
「そんな依頼を受けたのは初めてです。仕出しの許可を取ってないので、生の鯉を売ることはできないんです」って。
それで作り方を教えてもらいました。
もちろん分量とか全くないので、頼りになるのは自分の舌と勘だけです。
そして今回初めて知ったのが、母の作っていた鯉こくはかなり手が込んでいたものだったということ。
いつも3日ほど煮込むので骨まで全部食べられるのですが、その話を宿の女将さんにしましたら、そういう作り方は聞いたことがない、とのこと。
鯉の骨ってかなり太いのですが、それが食べられるようにお酢を少し入れる、というのは母から聞いたことがあって、それはちょっとやってみようかなと。
味付けは味噌と醤油と砂糖とお酒。その加減が難しそうです。
明日からしばらく鯉と格闘します。
娘たちが生まれた時も、父がわざわざ長野で鯉を買ってきては、母が作った鯉こくを食べさせてくれました。鯉は産後にとてもイイとされるからです。
その思いを受け継ぐ、ちょっと重要なミッションです。
果たして無事に出来上がるのか⁉️
乞うご期待です。

