今日からまた暑くなるようです。
梅雨の時期ってちょうど夏至のころですので、太陽のチカラが最大で晴れると暑いですね。
ここ数年は梅雨明けが早かったりして、酷暑の時期が長くて大変です。
さて昨日見たテレビがおもしろかったのでそのことについて。その番組とはコチラ。
興味深かったのが、後天的サヴァン症候群についての話。
事故や病気で脳に衝撃や障害を受けると、特定の分野で驚異的な能力を突然開花するというもの。
番組では急に作曲の能力を開花させた高齢男性や、円周率を2万桁も記憶できる男性などが紹介されていました。
実は同じようなことを私は経験していることに気がつきました。
2017年、横断歩道を自転車でわたっている時に車に撥ねられて脳挫傷になりました。
その際頭を強く打って、前頭葉に出血が。
入院先のドクターから最初に言われました。
出血箇所が言語や認知機能に関わるので、出血が止まらなければ即開頭手術になる。手術しても将来的に言語機能や認知機能が損なわれる可能性も、と。
HCUで何本もの管に繋がれながら大変なことになっちゃったなあ、とぼんやり考えていたのを覚えています。
ですが幸いなことに出血は広がることなく開頭手術は回避。そうは言っても脳内に出血はありましたのでその部分は機能しなくなりました。
その部分とは嗅覚神経があるところ。結果ニオイがしなくなりました。
でもドクターから、
今回はすごい幸運だった。出血した場所には嗅覚神経しかないところで、そういう部分は脳内では珍しい。ちょっとズレてれば認知症みたいになっていたかもしれない。
と嬉しそうに話されて、どうやらニオイがしないだけで済んだ、というのはすごくラッキーだったんだなと。
ですが、コレだけでは終わらなかったんです。退院してひと月くらい経った頃、私は急に音楽にハマります。
ある方の動画を見て、会わずにいられなくなってしまい、そこから「推し」がいる生活に急変です。
それまで「推し」なんていたこともなかったですし、音楽もたいして興味なかったのに、です。
嗅覚を手放したら、聴覚が鋭くなった⁉️
そんなことがあるのかもしれない、と漠然と感じていました。
50歳後半になって、人生初のライブハウスに行き、最近は地方公演にも足を運ぶので、忙しいったらありません。
おかげで、大いに世界が広がりました。
そして最近はさらに音に敏感になった気がします。ライブで少し音がずれていてもものすごく気になります。
他の人に話してもみんな全然気がついてない‼️
え〜こんなに気持ち悪い音なのに⁉️って時々感じます。
推しの方の音は濁りがなくて、とても心地いいのです。ジャンルはロックですが、決してうるさく感じない。
それはクラッシック並みに音が澄んでいるからだと思います。(クラッシックでも音が気になる時はありますが)
どうやら私も脳への刺激によって、今まで使っていなかった領域が活性化したのだと、昨夜のテレビを見て感じました。
そしてその番組で紹介されていた、
天才脳を開花させるには⁉️
その部分もなかなか面白かったです。
そして自分で思いついてちょっと始めたことがあります。
それは
言語化をやめる
ということ。この話の続きはまたにいたします。
最後に蛇足ながら。。
その一連の流れを側で見ていた娘たちは、私が頭を打っておかしくなっちゃったって、今でも少し思っています。