こんにちは。
やっと秋らしいお天気になってきました。
金木犀も咲き始めてイイ香りを放っています。去年強めに剪定したので、花の数は少なめですが。
さて秋になると気になるのが乾燥です。早速肌がカサカサしています。
中医学では、身体が硬くなることで老化や病気が起きると考えられています。
乾燥も身体を硬くします。秋になって湿度が下がり、肌がカサカサするからとニベアを塗っているだけではダメです。
身体の中も乾燥して、水分不足に陥ってしまいます。
水分不足ではきちんと臓器が働いてくれません。
そこで最近ハマっているのは、この本で紹介されていた香港スープ‼️
鶏肉をグラグラ煮出したスープに、スキな具材を入れて食べるだけ、という手軽なものです。
私は骨に含まれる栄養も摂りたいので、骨付きの鶏肉を煮込みます。
(骨付き肉を煮込んだスープって「ボーンブロス」っていうんですね。初めて知りました。ボーンブロスとは?)
ラーメンのスープも骨付き肉で作っているお店が多いです。骨をじっくり煮込むことでいろんなアミノ酸が得られるので味に奥行きが出るんですね。その他にも骨からはカルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルが溶け出します。その他にコラーゲンなどもたっぷり含まれています。
乾燥を防ぐためには、水分だけでなく油分やタンパク質も必要です。特にコラーゲンが大事です。
それをスープにして飲んでしまおうというワケです。
そして欲張りな私は、スープを取った後のお肉をもうちょっと美味しくしたいので、お酢とお醤油と砂糖で煮ます。
お酢の作用でお肉がめちゃくちゃ柔らかくなるんです。
スープをとった後、お肉を取り出してお水少々と調味料で煮ること15分。あっという間に出来上がりです。
一緒にニンニクも入れて煮込むとじゃがいもみたいな食感で美味しい〜❣️
余談ですが、、ニンニクはニオイが、、という人が多いのですが、生のキャベツ、パセリやクレソンを食べると全く気になりません。コレらの野菜にはニオイを消す作用があるからです。
そしてこの鶏肉、コラーゲンが豊富なので冷めると、スープが煮凝りみたいに固まります。
ですので薄味の味付けにしてスープも残さず飲んでしまいます。お酢も身体にいいですし。
ということで今の時期の養生に、スープを毎日飲んでいます。
今年の夏はとても暑かったので、冷房で身体の中が冷え切ってしまって、そのせいで自律神経がおかしくなってしまって、身体の不調がアチコチに出てしまっている方が多い様な気がします。出かたは人ぞれぞれで、一様ではありません。
寒い冬が来る前に、乾燥させない、そして冷えた身体を温める、そのことがとても大事です。
夏の間に冷たいものばかりで、冷えてしまった内臓はうまく働くことができません。
できるだけ温かいものをとって内臓を温め、消化がきちんとできる様にすることも大切です。
身体を温める作用といえば生姜‼️
そんな生姜の登場する場面も多く、買ってきた生姜があっという間になくなります。
そしてコレ‼️
シナモンティーです。シナモンは身体を温める作用が高く、消化も助けてくれます。
身体というのは、病気になってしまってからでは治すのが大変です。
薬には漏れなく副作用がありますし。
普段の生活で食べ物に気をつけて過ごす、それだけでもずいぶん身体は楽になります。
今年の夏がとても厳しかったので、今頃になって疲れが出てしまって。
そんな時には、多めに水分(冷たく無いもの)をとって、身体を温めてみる、そんな簡単なことから始められるといいですね。
ぜひ毎日の食べ物で養生してくださいませ。