右耳下腺の良性の腫瘍の摘出手術の際に誤って顔面神経を切られてしまったAさん。
はじめのころは顔の動きに不自然さが見られ、また、食事の時に唇に力が入らず、汁気の多いものなどは溢さずに食べられないなど、かなり不便な生活をされていました。
他にも様々なリハビリと並行して、ドレナージュも週一回のペースで通ってこられました。
手術の大きな傷跡も、最初は赤く目立っていたのが、ドレナージュを続けるうちに赤味は抜け、固く引きツレていたのが柔らかくなって目立たなくなりました。
右の眉毛も下がっていたのですが、両方の眉の高さがそろい、表情に不自然さもなくなってきました。
食事が楽にとれるようになり、外食も気にせずできるようになりました
とうれしいご報告をいただきました。
何よりもストローを使えるようになるのが目標だったので、いまそれができるようになったのが幸せです
とのこと。 それと同時に、それまでは飛行機に乗ると耳鳴りがひどくて、長い時間の搭乗が出来なかったのが、今では症状も改善し、ヨーロッパでもアメリカでも気にせず旅行できるようになりました。 ドレナージュが全身に働きかけることで、日常を取り戻すことができたと喜んでいただけました。